エアコンクリーニングに使用する道具と使用する薬品について

2019年6月16日

こんにちは。エアコンクリーニングが得意なサンキューです。

エアコンクリーニングを業者に依頼せずに、自分でやってみたいと思われる方やハウスクリーニングで開業しようという方に使用する機材や薬品をご紹介してみようと思います。

エアコンクリーニングを自分でやるために必要なもの

エアコンクリーニングで必要になるものは以下の通りです。

・高圧洗浄機一式
・洗浄用の薬品一式
・脚立や養生、バケツなどの部材

あとカバーを外すためにプラスドライバーが必要です。外したカバーがさほど汚れていなかった場合などはアルファクリーナーをかけて拭き取ればピカピカになります。

激しく汚れている場合にはシンプルグリーンなどのアルカリ性の洗剤を使って丸洗いします。同時にフィルターも丸洗いする事をオススメします。

以上のものが揃えばエアコンクリーニングをご自分で出来ます。

シンプルグリーンのご紹介はこちらから

エアコンクリーニング用高圧洗浄機は適正圧力で選ぶ。

必要なもので一番高価なものがエアコンクリーニング用小型高圧洗浄機です。

高圧洗浄機ならば何でも良いというワケではありません。ちゃんと適した圧力のものを選ばないとエアコンを壊してしまう恐れがあります。

安いものならば3万円程度からありますが、セット内容と圧力などをよく確認して機種を選んで下さい。

私は以前勤務していた会社で使っていて慣れているものが欲しかったので、このエアコン洗浄機を選びました。

エアコン洗浄用小型高圧洗浄機

部品などは付属のケースに全て収納可能なので持ち運びも便利です。

エアコンクリーニング用洗浄剤はお好みに合わせて

洗剤はさまざまなメーカーから発売されています。

エアコンクリーニング用洗剤

私が使用しているのは横浜油脂工業から発売されているシルバーNを使っています。

強アルカリ性の薬剤です。希釈して使用しますが汚れ落ちは強力です。ただし作業中に吸い込んでしまうと激しくむせ返ります。作業用メガネも使用しないと危険です。

廃液も廃棄の際に中和しなければならないので手間がかかりますが、環境に優しいという薬品では汚れをちゃんと落としきれないことが多々あったので、敢えて強力な洗剤を使っています。

薬品は強いですが、ちゃんと洗い流せば何も問題ありません。小さいお子様やペットがいる家庭でも作業中にそばに居なければ大丈夫です。

たっぷりの水を使って洗剤を洗い流せない場合にはリンス剤を併用します。

作業前にエアコンカバーを外してガッチリ養生する。

養生は横幅が1800mm以上あれば大丈夫です。マスカーテープもマスキングテープも使い捨てなのでたくさん使います。

養生をケチって水漏れを起こしてしまっては大変ですからガンガン使います。特に電装部分はガッチリ防水しなければなりませんのでタオルをかけてからマスカーテープで覆います。

養生とマスキングテープ

私はエアコン洗浄専用カバーを使用しません。

最初の慣れないうちは安全と事故防止のためにカバーを購入して使う事をオススメします。

私がカバーを使わなくなった理由ですが、カバーは何度も繰り返し使いますので使用後に洗い流してキレイにしようとしても限界があり、諦めて使わなくなりました。

コストがかかりますが、常に新しいビニール養生を使用することによってお客様宅に汚れているものを持ち込まないで済むのが気に入ってます。

慣れてくれば養生カバーに負けないくらい完璧に養生出来るようになりますので問題ありません。

エアコンクリーニングに使用する道具のまとめ

その他に必要なものは脚立とバケツです。

普通の家ですとエアコン設置の高さは2メートルくらいです。 脚立は三尺(90センチ)で充分です。

あまり高い脚立だと天井に頭が当たってしまいますので作業しにくくなります。

バケツは大きなものが3個必要になります。

ドレンホースから廃液を出す場合にはバケツで回収して垂れ流さないようにしましょう。

アルカリ廃液は危険ですので適正な方法で処理して処分しましょう。

あとは説明書に書いてある通りに作業すればエアコンクリーニングは出来ます。

道具を全部揃えても10万円以下で揃います。クリーニングしたいエアコンがたくさんあるならば自分で挑戦してみても良いかもしれません。

あとは自己責任で

それでは。