目に見えない自宅のダメージ。白アリ被害について

2019年5月9日

こんにちはサンキューです。

今回は白アリに不安を抱えるお宅に頼まれて床下と天井裏を這い回ってきました。

基礎に蟻道もなく食われている形跡はまったく見当たらなかったので良かったです。他に絶対ダメなものを何ヶ所か発見しました。それは後日に別にご紹介します。

家が大切ならば白アリ予防と駆除はやった方が良い

気がついたら白アリにやられて家がボロボロという家って結構あります。

白アリの食害は内装リフォーム工事、特にフローリングの張替えや浴室をユニットバスに代える工事で発覚する事があります。

せっかく手に入れた大切な家を白アリごときに食べられていたら腹が立つと思います。駆除にも修理にもお金が掛かりますので白アリは本当に迷惑このうえ無いです。

うちは新築時に対策しているから大丈夫と思っている方も多いと思います。

新築の場合は築10年を目処にコストはかかりますが、予防と被害確認のために専門業者さんに再度薬剤を注入してもらうと良いと思います。

その後は5年に一回は専門業者を入れておけば、絶対ではありませんが、かなり安心できます。

自分で白アリを駆除しようとするのは危険です。

予算的な理由で白アリ予防を業者に頼めない方もいらっしゃると思います。だからといって放置して白アリに進入されてしまっては大変です。

食害が出てくれば更に高額な修理と駆除の費用が必要になってしまいます。

ご自分で駆除経験があり、薬品や道具も準備出来れば良いのですが、それ以外の方は簡単な作業ではありませんし、何しろ危険を伴いますのでオススメ出来ません。

試しに一度点検口から床下を除いて確認してもらえば分かると思います。暗くて汚れていて狭いので、侵入して身動きが取れなくなったりしたら大変です。危険ですから止めたほうが良いです。

天井裏も踏んではいけない場所を踏めば天井を踏み抜いてしまいます。下手すれば落下する恐れもありますので大変危険です。経験のない方は入らない方が良いと思います。

命に関わりますので、ネットで調べて自分でやろうなどと軽く考えないで下さいね。

白アリの予防駆除を自分でやりたい方にはベイト工法

ベイト工法は毒餌を仕掛けて、食べた白アリを脱皮不全にして殺す方法です。

白アリは習性で食べた餌を巣まで持ち帰り仲間に分け与えます。また良好な餌場は仲間に知らせていきますので毒餌をみんなで取りに行ってくれます。

結果的に毒餌を食べた白アリが巣の中で増えてきます。そこで死んだ白アリは食料になり仲間が食べますので巣を壊滅させる事が出来ます。

毒餌は遅効性で白アリに脱皮不全をおこさせる効果があります。 なので脱皮しない人間やペットには無毒です。そのうえ無臭なので安心して使えます。

欠点は薬剤散布と比べて効果が遅いという点と効果が目に見えない事です。

手間と費用は抑えられますが、問題は毒餌を食害がある場所や蟻道に仕掛けなければなりませんので床下には入らなければなりません。

一人で作業するのは危険です。ご家族が居る時に準備万端で床下へ入りましょう。

白アリ被害についてのまとめ

まだご自宅が新しい場合などはベイト工法で庭へトラップを埋め込むタイプの方法がありますのでオススメです。仕掛ける場所が庭ですから自分で管理がしやすいです。

何年も継続して管理監視する必要はありますが、トラップを埋めてしまえば中身の餌木を月に一回チェックする程度の手間です。

もし餌木に白アリが入ったら、中身を遅効性の毒餌に切り替えて巣ごと壊滅させて家への侵入を防ぎます。

また白アリを呼び込まないようにするために、庭に木の廃材やダンボールなどを放置しないようにしましょう。

大切なのは白アリを家に近づけないようにする事です。しっかりと予防対策する事で大切な家を守りましょう。

それでは

スポンサーリンク