部屋や廊下の壁に穴をあけてしまった。業者に補修を頼む場合の金額は?自分で修繕する場合の簡単な方法。
こんにちは。最近はリフォーム関連のお仕事ばかりしているハウスクリーニングのサンキューです。
お仕事をいただけるだけでもアリガタイ話なので喜んでやってますが(笑
どこの家にもあるのか?壁に空いた穴!
そんなものウチにはないよ!という方が多いのかもしれませんが、思春期のお子様がいらっしゃる家庭では油断するとお子様が壁パンチして穴を開通してしまいます(笑
石膏ボードにクロスを貼った壁ならば、殴った場所に下地が入っていない場合には簡単に穴が開いてしまいます。
私も思春期の時代に壁にパンチして穴を開けました。
青春の痕跡ってヤツですね(笑
故意ではなくても家具の移動時などぶつかったらボコッと穴が(汗
よくある話です。
持ち家ならばポスターを貼るとかいくらでもごまかせますから良いのですが、賃貸住宅でやってしまった場合には大変です。
退去時に不動産屋や大家さんにどのくらい請求されるのだろうか?
不安になりますね。
補修を業者に依頼した場合のお値段は?
直す方法は石膏ボードを穴と同じ程度に切って、ボード裏に下地を入れて固定します。
パテ処理して平らにしたら同じクロスを部分張替えします。
この際に似たクロスが調達できない場合や同じクロスでも製造ロットが違うために色目が違って目立ってしまう場合などは、穴がある壁面を一面張替えてしまう事もあります。
そうすれば完璧に仕上がります。
穴の補修+クロスの部分張替ならば1ヶ所あたり1~2万円程度でやってくれる優しい業者さんもいらっしゃいます。
壁を一面張替える場合は、使用するクロスによって金額は大幅に変わりますが、賃貸住宅などで使われている量産品の場合ならば1平方メートルあたり1,000円程度です。
これに職人の手当・廃材処分費用・交通費・下地処理(空いた穴の補修)などを含めて請求されます。
良心的な業者さんならば6畳1部屋張替えても4~6万円程度です。
それほど驚く金額ではないと思います。
優良で親切な地元業者さんはココから探せます。
サンキューももちろん登録してます(笑
賃貸物件の退去時に請求される場合は?
賃貸物件で壁に穴を開けてしまった場合にはどうでしょうか?
管理会社や大家さんが優しい方で、この程度ならば良いですよ~と言ってくれる場合と普通に厳しく請求される場合の2パターンがあります。
請求される場合には壁紙を一面張替えると言われてしまうと思います。
コレは仕方ありません。
故意にしろ過失にしろ人から借りている物を傷つけてしまったのですから原状回復しなければなりません。
不動産屋のなかには一面だけ色目が変わるのは困るので部屋全面張替えを請求したりする事も考えられます。
請求される金額には業者に支払う分の他にも不動産屋や大家さんの取り分が加算されていたりしますので、直接業者に修繕を依頼した場合と比べて割高になっている事もあります。
値引相談の余地はあるにしろ、結局は自分が悪いので修繕代金は払わなければならなくなりますので賃貸物件にお住まいの方は注意しましょう。
自分で直す場合に比較的簡単な方法!
比較的簡単な修繕方法ですが、誰でも簡単に出来るものではありません。
必要な材料を買わなければなりませんし、時間もかかります。
失敗した場合には見栄えも悪くなりますので、賃貸住宅の方や器用ではない方、お金に余裕のある方はプロの業者に依頼したほうが良いかもしれません。
それでもやるぜ!という方は自己責任で(笑
最低限必要になるものは以下です。
・張替える壁紙と糊
・カッター(小型刃か中型刃のもの)
・定規 (30cm程度のもの)
・パテ
・リペアプレート
・サンドペーパー
・圧着用のローラー(無くても出来ますが仕上がりをきれいにしたい方は)
これだけです。
カッターと定規は100均でも替えますね。
ここで注意したい点はカッターは大型刃タイプは絶対に使わない事です。
理由は刃が厚いという事と、力加減で下地まで切れてしまうからです。
パテやリペアプレートはココで買えます。
リペアプレートはホームセンターで取り扱っていないお店が多いです。
必要なものがセットになっていますので便利ですね。
こちらはローラーやカッターなどのセットです。
ホームセンターなどで1,000円程度で購入出来ます。
専門的な道具を一式揃えると、業者さんに依頼したほうが割安になってしまいますので最低限のセットで対応するほうが良いと思います。
今回はこんな穴を埋めます。
クロスは事前に剥がしましたが、部分補修の場合には使用するリペアプレートよりも少し大きめに定規を使ってカッターでクロスだけを切って剥がします。
力を入れて切ると下地の石膏ボードまで切れてしまいますので注意しましょう。
今回は穴が小さいので小さめな4インチ(10センチ×10センチ)のプレートを使います。
中身はこんな感じです。
金属プレートで穴を隠せるサイズのプレートを選びましょう。
裏紙を剥がして穴に貼付けます。
このまま上に壁紙を貼ると、くっきりとプレートの形が出てしまいます。
それを防ぐためにパテを塗って処理します。
今回は壁紙を全部剥がしたので豪快にパテを塗りましたが、部分張替えの場合には壁紙を剥がした部分にパテしましょう。
多少デコボコしていても最後にペーパーをかけますので大丈夫です。
はみ出して壁紙などにパテが付着した場合には濡れたスポンジなどで拭き取れば簡単に落ちますが、固まってしまうと大変なので注意しましょう。
このあとパテが完全に乾くまで待ちます。
作業を二日に分けて、今日はここまでで続きは明日でも良いですね(笑
乾いたらサンドペーパーを使って整えます。
ボコボコしていなければ大丈夫です。
あとは壁紙を貼って完成です。
部分張替えの場合にはパテを塗るのに剥がした面積よりもひと回り大き目な壁紙を用意します。
糊を壁紙の裏に塗って剥がした上に仮張りします。
既存の壁紙と新しい壁紙が重なった部分を定規で押さえながらカッターで切ります。
その際にはちょっとだけ強めに切って既存の壁紙まで切れるようにします。
注意点は貼り付けた壁紙が動かないようにしっかりと押さえることと、既存のクロスまでしっかりと切ることです。
まわりをひと回り切れたら貼り付けた壁紙の外側は捨てて下さい。
そして残った部分を一旦はがします。
向きが分からなくならないように注意しましょう。
そして既存の壁紙の切れた部分を剥がしていきます。
剥がし終わったら一旦剥がした壁紙を剥がした時と同じ向きに貼り付けます。
剥がした部分と同一サイズになっているはずですからピタッと貼れるはずです。
仕上げに空気を抜いてローラーで圧着すれば完成です。
まとめ
同じ壁紙を探すのが大変ですが、既存の壁紙と同じ系統の色目と模様の壁紙を使えばかなり目立たなくなります。
壁紙は必要な分だけコチラから探せます。
こちらのショップでは様々な色目や柄の壁紙が用意されていてます。
販売単位も1mからなのでとても便利です。
補修するのが持ち家の場合ならば気兼ねなく作業しても良いのでぜひ挑戦してみて下さい。
賃貸住宅などでの補修は素人目には目立たなくても、不動産屋さんや大家さんが見れば分かってしまう程度の補修では退去時に原状回復を求められる可能性が高くなります。
素直にお金を払って退去するか、プロの専門業者に依頼して見ても分からないくらいキレイに直してもらった方が良いと思います。
岩手県の盛岡周辺ならばサンキューでも対応出来ます。
ご希望の方はお気軽にお問合せ下さいませ。
それでは!