優良な賃貸物件選びは不動産管理会社選びが重要です。
こんにちは。ハウスクリーニングのサンキューです。
以前は大手不動産管理会社の下請け会社でハウスクリーニングや原状回復工事を行っていましたので、さまざまな問題がある賃貸物件を毎日見てきました。
一番重要なのは物件選びよりも不動産屋選び。その不動産管理会社は信用できますか。
賃貸物件を選ぶときに一番最初にやることは物件を紹介してくれる不動産会社選びです。
テレビコマーシャルを流している大手不動産管理会社でも詐欺まがいの事を行って入居者から余計にお金を搾取していたり、建築した物件自体に大きな欠陥があるなど不祥事を垂れ流しています。
もうどこの不動産屋さんを信じれば良いのか分からない状況です。
しかし、ほとんどの賃貸物件オーナーさんは不動産管理会社と契約していますので、大家さんと直接交渉することなどは稀です。物件探しほとんどの場合は不動産屋を通さなければなりません。
町の小さな不動産屋さんでは当然ですが管理物件も少なく、優良な物件や新しい物件などは営業力のある大手不動産管理会社と契約していることが多いです。
同じ物件でも複数の管理会社と契約していて支払い金額に大きな差が出ることもありますので、 大手不動産屋であっても一件では決めずに、違う系列の大手不動産屋を何件か見てまわるくらい時間に余裕をもって物件を選んだほうが良い結果が出ます。
不動産屋のオススメ物件でも可能ならば内見に行く。
新たに物件を借りるときは不動産屋さんと一緒に物件の内見しに行くと思います。
転勤などで離れた場所に引越す場合などは内見せずに物件を決定しなければならない場合などは仕方ありませんが、内見に行って室内を見てくるだけなら行かなくても問題ないと思います。
立地や間取りなどは図面や画像で確認できますし、ハウスクリーニングが入って原状回復しているのですから室内がキレイなのは当たり前です。
繁忙期の3~4月ならば入居前にハウスクリーニングでも仕方ありませんが、それ以外の時期で汚い状態を内見させる不動産屋がいるとしたら、物件以前にその不動産屋が信用できません。
賃貸物件を借りる際に確認しなければならないのは室内だけではありません。室内以上に確認して欲しいのは物件の共有部や駐車場です。
詳細は『後悔しない賃貸物件選び。アパートを借りる前にやっておきたいこと』をご覧下さい。
近隣住民とトラブルの恐れが少ない物件を探す方法。
オススメする物件は大家さんが入居者の条件を厳しく設定していて妥協しない物件です。
不動産管理会社に紹介してもらう物件のなかには入居希望者を大家さんが厳しく審査して選んでいる物件があります。そのような物件は不良住民がいる可能性は極めて低いです。
ご自身の入居審査が通って入居できれば、不良住民がいない物件で快適な生活ができます。
しかしそういう大家さんは入居者をよく観察しています。ルール違反などを自分が犯してしまいそうな場合には更新を拒否されたりする事も考えられますので多少のリスクにもなります。
一番簡単なのは、敷金礼金や家賃が相場金額よりも高額な高級物件を選んでしまう方法です。
家賃が下がると入居者の質も下がり、家賃が上がれば入居者の質も上がります。
残念ですが、これは紛れもない事実です。
恐怖!賃貸アパートで実際におきた近隣トラブル例。
私の住んでいる賃貸アパートは私が入居した8年前は満室で優良な住民が住んでいました。
家賃は市場相場と同額程度ですが、5年前に違う大家さんの新築アパートが近所に乱立した結果、住人の何人かは新しい所へ引越して空室ができてしまいました。
大家さんと管理会社は近くに出来たアパートに対抗して空室を埋めるために敷金と礼金を大幅値下げしてしまい、入居者のバランスを崩してしまいました。
値下げからまもなく質の悪い住民の入居がはじまりました。
最初に入居してきた女性の妹家族と友達も紹介されたのか同時期に同じ敷地内にあるアパートに入居してきたので、雰囲気がすごく変わりました。
そしてその連中がさまざまな問題を起こしてくれました。
以下が起こった実例です。
※ 駐車場を小さな子供が走りまわり、石やボールを投げて車に当ててキズをつける。
※階段下や通路など共有部に物を置いて占有している。汚れ放題で見栄えが悪い
※長時間にわたり通路に車を停める。真面目な入居者は追加料金を払って駐車場を借りている
※同じアパートに住む友達と夜中に宴会をはじめて大騒ぎする。
※刺青を入れた若い男が敷地内を上半身裸でフラフラしている。
※母子家庭の親が子供を放置して遊びにいってしまい夜中に子供が泣き叫んでいる。
※夜中に子供が駐車場で大声を出して遊びだす。
※夜中に虐待を疑われる叫び声や子供の泣き声が響いている。
※改造した爆音マフラーの車で夜中に頻繁に出入りする。
こんな問題行動を毎日連発してくれました。
さすがに管理会社に苦情を言う住民がいたらしく、注意事項を各部屋に投函したりしましたが、理解する頭が無いのか全く改善されず、110番通報する住民も出てきました。
管理会社の投函する文章の内容も法的措置や立ち退きを匂わせる内容に変化しだした最初の更新の頃にはようやく問題住民の数が減りはじめました。
大家さんと管理会社の努力の甲斐あって、現在は残り一軒だけになりました。
優良な賃貸物件選びは不動産管理会社選びが重要ですのまとめ
私の場合は後から入居してきた輩が問題を起こしましたが、新たな物件探しをしている方にはこんなイヤな思いをして欲しくないのです。
仕事で賃貸物件にハウスクリーニングへ行った際に、私が住んでいる物件と同じような荒れた特徴がある物件が何件かありますが、そんな物件は入居者の出入りが頻繁です。
不動産屋と内見に行った際に『 後悔しない賃貸物件選び。アパートを借りる前にやっておきたいこと 』に詳しく書いた事をぜひチェックしてみて下さい。
そして問題のある不良住民が住んでいる物件を選ばないようにして下さい。
それでは。