【マキタ充電式カクハン機】ありそうで無かった充電式のカクハン機を使ってみて

こんにちは。サンキューです。

以前から充電式のカクハン機が欲しくて探していましたが、発売されていませんでしたので諦めて調子の悪い古い電動式カクハン機を使用していました。

しかし、2019年にマキタから日本初の充電式カクハン機がついに発売されましたので早速購入して使ってみました。

18Vバッテリーはたくさん所有していますので、今回は本体のみ購入です。

マキタ充電式18Vカクハン機UT130D

私はクロスの施工もやらせて頂いておりますので、クロス糊をカクハンするのに使っております。

いままで使用していたカクハン機は回転速度の調整も出来ないものでした。

特に掻き回し始めは使いにくくて仕方ありませんでした。

今回購入した充電式カクハン機は切り替えスイッチが付いており、高速・低速の切り替えが出来ます。これがとても重宝しています。

トリガ変速でスピード調整できるのも良いです。

これで材料の飛び散りが激減しました。

モルタルのカクハンにも使える

ウッドデッキの施工など外作業時にモルタルをカクハンする事がありましたが、従来のカクハン機が高速しかありませんでしたので使えませんでした。

しかしマキタの充電式カクハン機は高粘度・低速に切替えが出来ます。

別売りの高粘度用シャフトとミキシングブレードを購入すればモルタルのカクハンも楽々です。

充電式なので電源が無くても使えます。

モルタルを人力で混ぜる作業は大変です。

たくさん捏ねていると腕と腰が痛くなるツライ作業でした。

今後はそんな心配が無くなりました。

マキタ充電式カクハン機の良かった点は?

クロス糊やモルタルをカクハンしていると、どうしても多少は材料が飛び散ります。

それを前提にバッテリー部分とモーター部分・スイッチ部分がしっかりカバーされています。

材料が多少飛び散っても安心です。

またゴム製のモーターカバーを取り付ける向きを替えればハンドルを反対側に付けることが出来ます。右利きでも左利きでも安心して使えます。

使用可能時間もバッテリー1860B使用時の例で

高粘度/低速時で約60分

低粘度/高速時で約30分

充分な使用時間だと思います。

いままで使っていた電動カクハン機と比べて充電式だからパワーが足りないのではないかと最初は思いましたが、使ってみて全く問題ありません。

重量もバッテリー装着時で2.5kgと軽くて取り回しが良いです。

充電式のカクハン機を使ってみてのまとめ

今回マキタの充電式カクハン機を購入して実際に使用してみて良かった点は以下の通りです。

電源から離れた場所でも作業できること。

配線が邪魔にならないこと。

操作性も良く、軽量で使いやすいこと。

高粘度も低粘度も切替スイッチ切替で使えるのでカクハンキの使い分けをしないで済みます。

しかし残念ですがデメリットもあります。

最大のデメリットはお値段です(笑

同じマキタの電動カクハン機と比べても本体価格だけで20~30%ほど割高になります。

バッテリーや充電器を同時購入する場合に金額は倍以上になります。

これならば充電式を購入するメリットは皆無ですね(笑

電源が全く確保できない現場で作業しなければならない事がある方には重宝するかもしれませんが、そのような現場には発電機が設置されている事が多いのではないでしょうか?

ならば無理に充電式カクハン機にこだわる必要はありませんね。

すでにマキタのバッテリーと充電器を所有されていて、そんなに作業量が多くない方や様々な粘度の材料をちょこっと攪拌する方にはとてもオススメできます。

しかしハードな使用を前提とする現場で使用される方には正直言ってお勧めしません。

従来の電動式カクハンキでガンガン作業した方が効率が良いのではないでしょうか?

それでは。